自称・若手税理士の片岡です。
先週、ついに満40歳を迎え若手と自称するのもの憚
られる年齢になりましたが、気持ちは若くいたいので
コラムのタイトルはそのままでいきたいと思います。
さて、気温がだんだんと高くなり、企業では夏のボ-
ナスの支給の時期が到来しました。
新聞紙面では「経団連がまとめた集計で平均は去年を
〇%下回る97万円でした。」などといった記事が出
回りますが、中小企業も同額のボーナスがもらえるの
でしょうか?答えは「No」と言わざるをえません。
では中小企業のボーナスはいくらくらい支給されてい
るのでしょうか。
今回は、当事務所が加入するTKCで提供されている
BASTと呼ばれるデータを参考にしたいと思います
。
BASTはTKC会員事務所の関与先企業のデータを
基に色々な指標をまとめたもので、賃金についても、
約40万社、158万人分のデータを基に賃金水準な
どをまとめてあり、より中小企業の実態に即した数値
ではないかと考えられます。
そのBASTの昨年1年間のデータを基に抽出した夏
の賞与額は次の通りです。
いかがですか?
大企業に比べると支給額は少なく概ね1~1.5か月
分が相場となっています。
ボーナスは企業規模や業種によって金額に差がありま
すし、各企業のスタンスもありますので、良し悪しの
コメントは差し控えたいと思いますが、皆さんの参考
になれば幸いです。