謹んで新春のお慶びを申し上げます。旧年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。本年も顧問先企業の発展・繁栄に貢献すべく、事務所スタッフ一丸となって利他行に邁進して参る所存でございますので何卒宜しくお願い申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと新型コロナウィルス一色の年であったのではないでしょうか。「緊急事態宣言」、「長期の学校休校」、「東京五輪延期」などかつてない社会情勢の変化が起こり、「人の移動」に伴い発生していた消費が発生しないという事態を我々は経験しました。
財政面ではリーマンショックや東日本大震災時をはるかに上回る過去最大の緊急経済対策が行われましたが、現在も売上が前年対比で落ち込んでいる企業が多数あり、感染収束までの時間が長期化すればする程、企業の倒産件数が増加することが想定されます。
経済対策=消費喚起=アクセルで自粛要請=感染防止=ブレーキであり、昨年はアクセルとブレーキのタイミングがうまく定まっていなかった部分もあろうかと思いますが、昨年の経験を糧に国や地方公共団体には適切なタイミングでの動作を期待したいものです。そして、なにより大切なことは他者に頼らずにまずは自分の身は自分で守るという自助を人も企業も心がけることではないでしょうか。
今年も変化の多い一年になりますが、私共は経営のトータルアドバイザーとして皆様の「資金増殖を伴う黒字化」に貢献して参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
税理士法人片岡経営会計事務所
代表社員・税理士 片岡正太郎