2022年に同期入社した大嶋さんと谷川さん。「仕事のことを相談し合えるいい仲間」という2人に、インターンシップに参加して感じたことや他社との違い、入社を決めた理由など、実体験に基づくリアルな声を伺いました。
会計スタッフ/大嶋泰生(2022年度入社)
会計スタッフ/谷川和也(2022年度入社)
●インターンシップに参加した理由は?
大嶋:大学で簿記の授業を取っていたので、福井の会計事務所を片っ端から検索して弊社のHPにたどり着きました。所長や先輩方が優しそうで、好印象を持ちました。
谷川:会計事務所を受けようと思ったのは、昔、近所にあった飲食店が潰れてしまったことが原体験になっています。子どもの頃から可愛がってもらっていた店主夫妻に何もできなかった無力感から、地元の企業や経営者をお手伝いできる仕事がしたいと思い、会計事務所に絞ってインターンシップを受けました。
●インターンシップに参加して感じたことは?
大嶋:弊社のインターンシップは、課題に対し自分で考えて答えを導き出し、そこから先輩方からのフィードバックがあるという形式だったので、とても勉強になりました。他の会計事務所のインターンシップはデータ入力の仕方などがメインで、弊社とは内容が全然違いました。
谷川:弊社のインターンシップには2回参加しています。1回目は会社の説明が中心で、2回目は自分たちで考えて答えを出すという形に内容がステップアップ。1回のみの開催だった他社とは全く違ったインターンシップを体験できました。
●インターンシップで学んだことは?
大嶋:会計事務所の仕事を全く知らない状態で参加し、確定申告の作成体験をして一通りの業務の流れがわかりました。大学では正解があることを勉強してきましたが、インターンシップは正解のない学びだったので、自分なりの答えを見つけてどう先輩方にプレゼンするかという点で非常に勉強になりました。
谷川:大学時代は机上の学習が多かったのですが、インターンシップでは実際の企業の数字をもらって、「君たちならどう指導する?」という課題を与えられました。自分たちに意見を求め、挑戦させてくれ、実際の業務に近いイメージでした。また、他の会計事務所だと会計のアドバイスが主要業務だと思うのですが、弊社はもう少し踏み込み、売り上げを伸ばすためのマーケティング的なアドバイスを任されているという点も、他にはない面白さだと感じました。
●入社を決めた理由は?
大嶋:1年生の冬頃からインターンシップに参加していたので、顔馴染みになったという安心感がありました。インターンの内容が勉強になったのも大きいですね。事務的な作業でなく、経営者と面と向かって課題を解決していくという仕事のやり方も決め手になりました。
谷川:インターンシップに参加して、自分がやりたかった「困っている会社を助ける」ということができそうだと感じ、入所を決めました。
●現在の仕事内容は?
谷川:会計事務所は12月だと年末調整、そのあとは確定申告、3~5月は決算と、だいたいのスケジュールが決まっています。今はそれを1年間かけて学んでいる最中です。巡回監査も先輩に同行しています。自分の知らなかった業種や特殊な組合などがあり、想像もできない形で運営されていたりと、業界の裏側を知ることができて面白いです。
大嶋:決算のお手伝いではミスを見つけて修正したり、監査同行では膨大な数の帳簿をチェックしたり。業務が多岐にわたり、まだまだ追いつけていないのが現状です。会計的視点を養い、どこを重点的にやるかを見極められるようになるのが今の課題です。
●今後の目標は?
谷川:会計は守りの仕事のように思われがちですが、私は攻めの仕事をしていきたいと思っています。どうしたらお金が回るかを考えるだけでなく、マーケティング的な視点から売り上げを増やす指導もできるようになりたい。赤字の会社を助けたくてこの仕事についたので、頑張って力をつけたいですね。
大嶋:大学時代 会計事務所は縁の下の力持ちだと思っていました。実際に仕事に就いてみて、自分もそういう形で企業の手助けをするのが性に合っていると感じています。経営者が事業に専念してもらえるよう会計で悩む時間を減らし、「大嶋君がいれば安心」と言ってもらえるようになりたいですね。
●学生にメッセージをお願いします
谷川:弊社の仕事は、経営者と1対1で向き合う責任ある仕事。やらされるだけの仕事をしていたら味わえない面白さがあります。ちょっとした経営者のようなことはできるのも醍醐味ですよ。
大嶋:どんなに相手とコミュニーションがうまく取れても、ミス一つで信頼を失うし、知らなかったでは済まされないのがこの仕事です。自分なりに勉強し、細かいところも目を配れる人なら力を発揮できるんじゃないかと思いますし、自分もそうなれるよう勉強中です。また、消費税など自分の生活に関わる知識を深く学べるので、興味をもったらぜひ来てほしいですね。