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お知らせ

五者の精神

小職も今年で数え年40歳になるわけですが、そんな

私でもフレッシュな新入社員の時期がありました。私

の社会人のスタートは東京にある学校法人大原学園と

いうところでした。当時の新入社員研修で部長(今の

小職と同じ年齢だったと記憶しています。)から教わ

った内容で一番印象に残った話を取り上げさせていた

だきます。それは、講師は「五者の精神」を持って講

義に臨むべしというものでした。

 

①学者たれ
人にものを教えるのであれば、膨大な知識を身に付け

る必要がある

②役者たれ
人を惹き付ける為に、講師という役に徹する

③易者たれ
道しるべを与え、受講者の不安を取り除く

④芸者たれ
楽しく学ぶためにユーモアも必要

⑤医者たれ
受講者のタイプや性格を見抜き、夫々に合った指導

をする

 

この「五者の精神」は、実はあらゆる職業に共通する

もので、税理士になった現在でも実は必要な考え方で

あるため、今でも時折思い出して、初心を大事にする

ように心掛けています。

事業承継について考える

今年の大河ドラマ「西郷どん」観ていらっしゃいますか。1月最後の回では渡辺謙さん演じる島津斉彬が父・斉興に藩主交代を迫るシーンがありました。

 

さて、渡辺謙さんの出世作は同じ大河ドラマの「独眼竜政宗」ですが、政宗の場合には父親が戦で戦死し家督を相続し、同時期に中井貴一さんが主演で人気があった大河ドラマ「武田信玄」では武田晴信は父・信虎を国外に追放して家督を相続しました。また時代は下り江戸時代になると「無嗣断絶」といい跡取りがいない為に大名家が取り潰されることも多々あったようです。

 

昔の大名の家督相続は今でいうところの事業承継であり、上記の事例だけ見ても現代の事業承継問題と全く同じことで、そういう意味では事業承継も古くて新しい問題であると言えるのではないでしょうか。

 

昨年の衆議院選挙で圧勝した自民党が選挙公約で「中小企業・小規模事業者の円滑な世代交代・事業承継に資するよう、税制を含め徹底した支援を講じる。」としていたこともあり、今年は事業承継支援施策が本格的に実施されることとなるでしょう。

 

この10年間で経営者の平均年齢は約10歳高くなりました。つまり、この10年間あまり事業承継がうまくいかなかったことを意味します。一方、人間の健康寿命には上限がありますので、各企業では事業承継には早めに着手した方がよろしいかと考えられます。

 

当事務所では既に10年前に事業承継を終え、関与先のこれからの事業承継支援に全力で取り組む体制を敷いております。これから事業承継をお考えの方がいらっしゃいましたら何なりとご相談ください。

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